無料弁護士が見つかる
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GC条件削除の手続きは、私の体験談ですので
どなたにも該当するとは限りません。法的は問題は弁護士にご相談ください。
無料で相談に乗ってくれる移民弁護士はたくさんいます!
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証拠書類不十分で弁護士から断られる
離婚準備と同時に、移民弁護士を探していました。
日本大使館から教えてもらった、無料相談を受け付ける
移民弁護士のリストと、オンラインなどでも調べた連絡先をもとに
手当たり次第電話をしました。
当時、日系企業でフルタイムの仕事はしていましたが
この辺では信じられないほどお給料が低く、州の定める最低賃金すれすれでした。
カテゴリー分けすると、低所得者の下の貧困層に該当するくらいです。
当初は、独りで生活するにも、シェアハウスがやっとでした。
なので、無料の弁護士でないと厳しい状況でした。
電話した先からは「子供が居ないとケースは受付けない」
「そのエリア(州)は管轄ではない」「完全に無職でないと受け付けない」
などを理由に、なかなか相談に乗ってくれるところが見つかりませんでした。
そんな中一ヵ所、移民支援系NPO法人の移民弁護士とのアポが取れました。
GC条件削除の申請に必要そうな手持ちの書類を全て持参し
不安と期待の中での面談でしたが、結果は無残にも惨敗。
「申請に必要な書類が不十分すぎる、これではケースとして引受られない」
と言われてしまいました。
恐怖で突発的に家を飛び出したので、GC申請の必要書類など一切頭になく
準備できたのは、オンラインでダウンロードできる銀行のStatement(共同名義)
Email(過去の旅程表、Exとの夫婦を証明できそうな内容)Facebookや携帯に保存していた、結婚式、またExとの写真のみでした。
捨てる神あれば拾う神あり
GCの期限が迫るなか、ベテラン移民弁護士からは「この書類では申請は無理」
と言われ絶望的でした。それでも諦めず、色々なところに電話しました。
ふと「有料弁護士だったら引き受けてくれるところはあるのか?」
と疑問に思い、一般の移民弁護を引き受ける弁護士事務所へ相談してみようと思いました。
この時の心情は、本当に書類不十分でケースとして弱いのか確かめたかったのです。
今から考えると、有料弁護士だったら例え書類不足でもケースは引き受けますよね。
だって申請代行として料金は支払われるわけだし。。
この時は頭の中が忙しすぎて、あまり冷静な判断ができませんでした。
でもミラクルが起きました。
この有料弁護士に会う直前、Exから
「日本に帰るなら荷物を引き取りに来い」とメールが届きました。
Exが自宅に居ない時間帯に、警察に同行を依頼し(Protection Orderがあったので)
友達にも一緒に来てもらいました。
私の荷物はきれいさっぱり箱に詰められ、玄関の外に置かれていました。
(これも後の裁判用に写真撮影...)
その中に、Exや義理家族もらった記念日カード、私宛の郵便物や手紙などがあり
全て持ち帰りました。
有料弁護士からは、これだけ揃っていれば心配ない、GCは取れる
と言われました。とても安心しましたが、前金で2,000ドル(約22万円)でした。
もしケースが長引いたり、USCISから追加書類の提出や面接要請があった場合は
その都度料金が発生し、上限800ドルまで追加で支払う必要があるとのことでした。
ちょっと待合室で考えたいと言って、退席しました。
日本に貯金があったし、何とかなるかと思いましたが
本当にそこまでして、アメリカに残りたいのか考えていました。
そこでまたミラクルが起きました!
突然、知らない番号から電話がかかり出ると
数日前に無料カウンセリングで会った、無料移民弁護士で
「(私の)ケースを引き受けてくれる弁護士が見つかった」との連絡でした。
なんというタイミングなんだー!!と
自分の状況を少しドラマ化してしまったのは自白します。(笑)
この団体は、プロの弁護士のボランティア団体で
政府からの資金で運営している団体でした。
そして幸いにも、移民弁護以外も対応していて
最終的にはこの団体で、離婚弁護士も見つけてもらいました。
移民・離婚の弁護士費用は一切払う必要がありませんでした。
本当に幸運だったと思います。
信じて行動するときっと報われる、と信じています。
もし報われない場合でも「また一つ勉強になった」と思うと
怒りも自然と収まります。
(多少時間がかかる場合もありますけどね。)
恨みから人の不幸を願ってしまうと
自分の幸福が減ってしまう気がします。
今日はこの辺で。
いばんびでした。
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