与えられた3つの選択肢
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GC条件削除の手続きは、私の体験談ですので
どなたにも該当するとは限りません。法的は問題は弁護士にご相談ください。
無料で相談に乗ってくれる移民弁護士はたくさんいます!
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アメリカではCitizen-Shiip:市民権を取得してない限り
移民であり、滞在にはなんらかのビザが必要です。
日本では二重国籍が認められていないので
国際結婚をした多くの方が、ひとまずGC:永住権を取得し
将来子供ができて考えるーーというパターンが
多いのではないかと思います。
私もその考えでした。
2年の条件付きGCは、期限が切れる90日前から
条件削除の申請をすることができます。
この時、既にExとは上手くいっていませんでした。
ただGCのことがあったので、離婚に至るまでは
考えていませんでした。
でもいくら自分が計画を立てていても、相手がいる以上
いつでも思い通りに事が進むとは限りませんよね。
Exとの離婚は一筋縄ではいかず、警察沙汰にもなりました。
結局GCの期限が2週間に迫るところで
私も身の危険から限界を感じ、家を出ました。
独りでGC条件削除の申請方法は一つではない
1. U Visa
2. VAWA(Violence Against Women Act)self-petition
3. I-751 self-petition
1は深刻な犯罪の被害者
2は家庭内暴力の被害者(女性)である場合の申請方法
3は通常の条件削除で、離婚や死別した場合の単独での申請方法
家庭内暴力の被害者である場合、条件削除の申請方法は一つではありません。
ただしこれには事実を証明する、より多くの証拠、証人が必要です。
これらが、後に弁護士から与えられた選択肢でした。
当初は弁護士もおらず、こんな申請方法がある事は
当然知る由もなく、ただただ
安全な場所を見つけることに必死でした。
またGCの期限が間近だったことも、大きな不安でした。
当時は「GC期限切れ=強制送還」と思い込んでいたので
期限が切れる2週間までに、何とか申請しなければ
日本帰国しかないと思っていました。
家を出て警察に相談し、裁判所でProtection Orderを取りました。
そこでCrime Victimsという所が、1ヶ月間ホテルと食事代を提供してくれる
という情報をもらい、1ヶ月の間に新しい家を探すことができました。
このCrime Victimsでは、Protection Orderが無いと受給資格はありませんが
新しい家が決まったときは、敷金も満額支給してくれました。
当初弁護士なしでここまでたどり着けたのは
その後、自信にもつながりました。
今でも何かで落ち込みそうになっても、あの時の体験を思うと
何でも乗り越えられな気持ちになります。
私が偉いとか凄いということでは全く無く
誰でも少しの勇気と行動力があればできることです。
アメリカには例え移民でも、弱い立場の者には手厚い保障があります。
まず声をあげて助けを求めることが第一歩です。
同時に弁護士探しにも奔走していました。
日本大使館へ相談しましたが、GCに関することは
米移民法に関わるので直接はサポートできないと言われました。
でも、やはりそこは親切な日本の行政。
考えられるサポートしてくれそうな機関の連絡先を
教えていただきました。
同じような体験でサポート機関の連絡先が必要な方
州が違うとお役に立てるか分かりませんが
コメントをいただければ連絡先をお教えします。
長くなってきたので、今日はこの辺で。
いばんび
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